体の不調の原因は、大きく2つある。
一つは仕事のこと。
下請け型の仕事であり、いつ終わるか分からない不安感。人間関係の悪化もある。
個人事業なので退職金もなし。長くやったところでメリットはない。雇用保険もないので、失業したら当座をしのぐ手当もない。
国民年金基金に加入しているが、滞納→少し支払の繰り返し。
国民年金基金に加入して、毎月の支払が滞納すると延滞金が取られるのね。
だったら加入しなかったよ。
個人型の確定拠出は続けている。これだけが頼り。
このままでは老後が危ない。不器用な人生だな。
もう一つは投資のこと。投資に負けてしまった。
損切りの遅さ、感情に左右されたトレードが負けの原因だ。
アベノミクスの初期のころは簡単に勝てたのにね。
体調の悪さとともに、気持ちの焦りが生じ、サラリーマン時代の蓄えを吐き出してしまった。
こんな背景があって、体調が徐々に悪くなっていったと思う。
とりあえず大病院に2時間待って10分の診察を受けてきた。待っている間は動悸がでなかった。病名はクリニックで診てもらったのと同じ、あとは手術をするかどうかという選択を迫られた。
いきなりカテーテル手術は怖いのと、仕事で休めないのとがあって、とりあえず延期した。8月下旬に再検査となった。
動悸はわかった。自分の場合は放置しても死なない。この際、死んでもいいのだが。
むしろ死にたい。死にたいと思うことが1日に何回かある。
では、夜寝られないのと筋肉のピクつきや記憶力の低下は何が原因なのか。
寝られないという点に焦点を当て、心療内科に行った。他にも、急に胸の周りの筋肉が痙攣をおこすような症状が起きていることもあった。
胸の痛みの頓服としてメイラックス、寝る前にソラナックスという組み合わせ。
他にも、漢方の抑肝散、補中益気湯が処方された。
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薬を飲むのは怖かったが、体が楽になるほうを優先したいと思って、飲んだ。
確かにソラナックスは自分に合っていたかもしれない。寝られるようになった。
ただ、毎日飲んでいると、二日酔いではないが、前日の薬の効果が残っている感じがしたので、そのような場合は飲まなかった。
抑肝散は、もともと下痢気味だったけど、お腹が緩くなった。仕事中、お客さんの前でちょびっと出てしまったときは慌ててしまい、一人でパンツを洗った。
補中益気湯は、元気になる薬。体を動かす前に飲んでいた。
心療内科はいつも混んでいた。みんな悩んでいるんだ。
そこでは自分が不安に思っていることを話した。ここも診察時間は10~15分が目安となっている。
先生が頭が良いのか、商売上手なのか、同年代ということもあって話すことには事欠かなかった。商売とはいえ、寄り添う姿勢はあって、いい先生だったと思う。
最初は体の具合などを話していたが、段々人生相談に近い内容になってきてしまった。転職したいのだが、どうしたらいいかとか。
ただ先生もそんなこと言われても困ってしまうだろうし、自分の中で悩み疲れたところがあった。いろいろ悩んでも、最後は自分が決めないといけない。
今の自営業から、転職するには困難が待っているが、そこに突入するしかないと。
2年位通ったのち、先生には悪かったが、途中で行くのをやめてしまった。