東証が市場区分を変更しようと考えているようだ。
新たな1部市場をプレミアムというのが、賃労働者をフリーターと呼ぶ感じでいい。
プレミアムフライデーのように定着するのを期待する。
個人的には、プレミアムじゃなくて、
「日本を支える市場」とか、
「超勝ち組市場」とか、
「辞めない限り一生安泰市場」とかにしたほうが、
働く人にとって励みになるのではないか。
スタンダード市場は、
「過去の栄光市場」、
「自分が昔の1部市場に進んだと思ったら、みんなも1部市場にいたよ市場」。
エントリー市場は、
「玉石混交市場」、
「粉飾上等市場」とか。
奥さんA「オタクの旦那さんどちらへお勤め?」
奥さんB「〇〇〇よ。昔の東証1部から、最近、超勝ち組市場に移ったのよ」
奥さんA「うちは公務員なので、末代まで安泰よ。」
どちらの奥さんも鼻高々である。
それはともかく、 市場構造の在り方等の検討に係る意見募集(論点ペーパー)の中で
上場廃止についての記載がある。
PDFのP4
Ⅲ.市場からの退出の在り方
(1) 現状
金融市場の規律を維持し、株主を保護する観点から、一般投資者の投資対象として適さ
ない会社については、一般投資者の投資対象から適切に除外していくことが必要であると考えられます。また、上場廃止基準には、こうした趣旨の基準のほか、上場会社に早期改善を促す趣旨のものなども存在しています。
一方で、現状の上場廃止基準に関しては、例えば、時価総額基準に関してその水準が低
すぎる、あるいは、債務超過基準や業績基準に関して、早期改善を促すという趣旨やビジネスモデルが崩壊した場合には適切に退出を求めるといった趣旨に照らして適切に機能していないといった指摘があり、現在の上場廃止基準が適切に機能しているかどうかをよく検討していくことが必要と考えられます。
おお、ついに来たか。これはいわゆるハコ企業、ゾンビ企業に向けた強烈なメッセージだと思う。
東証「株価が1円、2円動くと、値上がり率上位にドヤ顔で登場するのは、そろそろ終わりにしようや、ラ〇ド。」
ほふり「低位株の出来高が減ると、俺たちは収入が減って悲しくなるが、日銀がTOPIXを買っても指数が上がらないから、そんなこと言ってられんのだよ、キ〇〇〇ン。」
だからという訳ではないが、ここ最近低位株の動きが活発だと思う。普段は、株価10円台の株は1円、2円動けばいい方だと思っていたが、3~5円位動くようになった。推測するに、低位株の中の人も、尻に火が付いたことに気が付いて、持ち株を処分するため(個人にはめ込むため)に、日中の株価に動きに持たせているのだと思う。
自分の会社が上場していることしか意義がないのに、上場廃止になってしまったら、意味がないし、最悪金融機関からも見放される。ひょっとして、最後の大花火が低位株から打ちあがるのか?
ちなみに今の上場廃止基準は次の通り。
社会全体で見たら健全化の道へ進み、いいことではある。
無駄な増資や、新株予約権の発行で延命を図ってきた会社にとっては正念場だろう。東証も本気でやれるのか?低位株の動向は、割り切って投資をするのであれば、最後のひと花を咲かせる可能性があると思うので、しばらく要注目かもしれない。
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 経営 > その他
- ショップ: ぐるぐる王国 楽天市場店
- 価格: 4,968円