確定拠出年金の運用実績

ファイナンス日記帳

ユーエムシーエレクトロ

f:id:benzaiten38:20191018234552p:plain

ここも四半期有報が出せないでいる。

2019 年10月28日までに2020年3月期第1四半期報告書を出さないと上場廃止になる。

 

会社側のIRによれば、

当社は以下(1)~(4)の作業内容の一部を現時点で完了していない為、本件による過年度財務諸表の最終的な影響額は確定出来ておりません。
(1)SAP出荷データ改ざんによる過去7年分(対象件数約4万件)の出荷証跡確認作業(中国拠点)。
(2)取引先約300社に対する過去7年分の残高確認状(売掛金、買掛金)の徴求と残高確定作業(中国拠点)。
(3)顧客から受注した各製品毎のプロジェクト開始時の初期売上計上方法見直し作業と証跡確認作業(日本拠点・中国拠点)。
(4) 固定資産の実地棚卸と過去6年分の取得原価再計算による残高確定作業(中国拠点)。
注:上記(1)~(4)の修正に伴う純資産への影響額は、現時点で判明している影響額 約56億円に含まれておりません。

 

(1)手間がかかりそう。4万件の出荷証跡の追跡調査はどのような内容なのか。

単にSAPのチェックボックスをクリックするだけの作業ならいいけど。

(2)残高確認状を過去7年分、300社が期日までに出してくれるかどうか。日本の企業ならまだしも、中国の会社に期日までの返送を期待してもよいのか。

 

現場では(1)~(4)の結果を集めるが、新日本監査法人の本部の中で、審査が通るかどうか。