前回は、夜寝られないことを書いた。
今回は、まぶたや筋肉のピクつきについて書く。
まぶたや筋肉がいくらピクピクしたところで死にはしない。
ただ、気にはなる。なんだろうと。
インターネットで調べてみたら、男性の更年期障害らしい。
はい。ほとんど当てはまりますね。何から何まで枯れてしまいました。
今はただ、小便をする道具なり。
では、どうすればよいか。
泌尿器科で男性ホルモンの検査をしてもらうことにした。
初回に、男性更年期かもしれないと告げたところ、血液検査と尿検査、下腹部のエコー検査をした。膀胱がん、前立腺がんでないか調べたようだ。
数週間後、結果が返ってきた。
男性更年期障害かどうかは、フリーテストステロンの数値が関係するそうだ。
フリーテストステロンの数値は10pg/mLであった。
治療の基準は8.5pg/mL以下なのでその上ではあるが、治療対象の上限11.5pg/mLより下ということで、男性ホルモンの注射を行うことになった。
お尻に注射を打って様子を見ていくとのこと。1回の注射を2週間おき、12回繰り返すという。同時に、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)が処方された。また漢方である。
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1回の注射と2週間分の漢方の処方で2,100円位。お薬手帳があると40円安くなる。知らなかった。
今、6回目の注射が終わったところである。
男性ホルモンの注射をしてから変わった点は、筋肉のピクつきは少なくなった気がする。夜も少し寝られるようになった気がする。あくまで気がするレベルである。
気分の落ち込みは相変わらず。記憶力も最悪期は脱したようだ。
イライラ感は以前より収まった感がある。自分でも意識して怒りをコントロールするように、怒らないよう、気にしないよう努めている。また、治療と同時期にスーパーのバイトを始めたこともある。本業とは別の収入源を得ることができて、少し安心したところもある。金額は少ないけどね。
自分でもイライラ感が強く、人格が変わってしまったんじゃないかと思うことがあったが、男性更年期障害だったとは。身の回りにも、急に怒りっぽくなったとか、気分が落ち込むとかそういう中年男性がいたら、男性更年期障害を疑ってみた方がいい。
男性ホルモン注射との因果関係は不明だが、このブログも注射の後に始めている。
心の中でどうしようか迷っていたことに対し、後ろから後押ししてくれているようだ。
若い男性諸君も、いつかこういう時が来る。
年末のM-1グランプリの騒動は、実は自分に向けられた言葉だったのだ。
「『更年期障害か?』って思いますよ」
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