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ファイナンス日記帳

ファーウェイ、独自OS投入

米中貿易戦争、米中貿易摩擦で世界が揺れている。

少し前は、貿易戦争、貿易摩擦といえば、日米が主役だった。

いまや、米と中になった。

 

日米貿易摩擦で交渉する内容といえば、自動車だった。

アメリカ車が駆逐され、雇用が奪われた。けしからんと。

代わりに日本車メーカーが現地に進出し、海外の雇用に貢献した。

 

米国に貢献しないと外圧がかかった。

10:45あたりからのやり取り。

古きよき時代だった。

今の中国は、日本の1980年代かもしれない。

 

中国は、このような貿易摩擦が生じるまでに

これまでの日本の対応を勉強する時間があったはずだ。

それを踏まえて、今後の対応をしていくと思われる。

 

ファーウェイが独自OS投入するという。

なんとなく、米基準と中国基準の2つのスタンダードが

いろんな分野でできそうな気がする。

日本は、その両方に対応するのだろうか。

それはそれで開発コストがかかる気がする。

 

アメリカ様の言うことを聞くなら、今すぐ

ファーウェイのスマホの販売を店頭から排除しなければならない。

製造している場所は変わらないが。

 

アップルのスマホとファーウェイのスマホを両方販売することは

日本のスマホ業界、通信業界にとって踏み絵的な対応を求められるかもしれない。

 

アメリカにあって、中国にないものは、選挙制度だ。

アメリカの大統領は4年✕2期

中国の国家元首の任期は撤廃された。(改正前は5年✕2期)

 

中国は時間を味方につけている。

トランプ氏は次の選挙で勝つことを念頭において、日々ツイッターをしている。

2期目の選挙という、一旦の締め切りがあるから、

再選に向けて、過激な駆け引きをしようとしている。

 

こう考えると、アメリカは実は短期決戦を求めているような気がする。

トランプ氏は、中国に対する実績をアピールして、再選に臨みたいはずだ。

だから、過激な、脅しにちかいことばを、突然ツイッターで発表する。

 

一方、中国は時間を味方につけている。

トランプ氏が時間を気にして、根負けするのを待っている。

トランプ氏が再選できなければラッキー、再選されたらその時考えよう。

それまでは、中国基準で、のらりくらりと対応しよう。そう見える。