まだスーパーのレジ打ちのバイトをしている。
なかなか難しい。
中年のオッサンなので、お客様とアイコンタクトを取って笑顔を見せたり
弁当を買ったお客様にお箸をつけるというのはなかなか至難の業だ。
神対応なんてできない。
そもそも、このバイトは仕方なく始めたというのもある。
仕事の動機というか、深層心理的に、
「なぜこんなことをしないといけないのか」
という不満から始まっているので、前向きになれないでいる。
要するに自分が負けたこと、生き方に失敗したことを受け入れられないでいる。
それはそうと、
セルフレジ導入について
セルフレジを利用しない理由は、「まごまごしたくないから」|株式会社ジャストシステムのプレスリリース
こんなリリースがあった。
衆人環境のなか、レジでもたついているのはカッコよくないし
他のお客さんの視線も浴びるから避けたいのだろう。
要するに、みんなの目の前で恥をかきたくないんだね。
恥の文化。菊と刀。
そこへ行くと有人レジなら、もたついていても、レジの係の人のせいにできる。
俺は悪くない。レジのおっさんが悪いんだ。早くしろよ!
いやな思いをお客さんにも負担してもらうか、すべてレジのオッサンのせいにするかで
レジの在り方が変わってくるという訳だ。
全部自分でやっても値段は変わらないけどね。
70代以降のお年寄りが抵抗を示すのは分かる。
腰の曲がったお年寄りにPOSレジをスキャンさせるのは難しい。
電子マネーなんて持っていないし。耳も聞こえないし。
杖を置いて、お金を出すまで時間がかかるし。
だから、有人レジで、「70代専用」とか「80代専用」とか標識を付けて
専用レーンを作ればいい。
80代男性が見栄を張って、70代専用レーンに並ぶかもしれない。
そこで、「だめですよ!ちゃんと80代レーンに並んで!」と言ってみたいね。
若い人は、実際に完全セルフでもいいと思う。
機械になれているし、動作も早い。
衆人環境で恥をかきたくないなら、某ラーメン店みたいに
1台ずつ仕切りを設けて、他の顧客が待っているか見えないようにするのはどうか?
スペースは狭くなるが、他のお客さんがどれだけ待っているかとか気にせず
レジが打てる。
でも、中年のオッサンも、レジの前にお客さんが並んでいると
お客さんからの視線を感じるし、
手は追いついていかないしでプレッシャーを感じているんですよ。
そこはわかって頂きたい。