確定拠出年金の運用実績

ファイナンス日記帳

中年のバイト スーパーのレジ打ちから見えるもの 7 値引きシールの存在


中年のオッサンである私が、アルバイトとしてスーパーのレジを打ち始めて、

丸6か月経過した。

いい年したオッサンが、若い人たちに交じってレジを打つのは

勇気が必要だった。絶対、なにこの人?と思われているだろうな、とかね。

 

こちらも、どうせオッサンなんだし、嫌われるのはわかっているから、

思ったことを言うようにしている。(でも思ったことの10分の1くらい。)

自分の経験してきた仕事の感覚を基準にすると、

今の職場の作法の中で、それでいいの?というものもある。

まあ、こちらとしては、働かせていただいているので、なんでも従いますけどね。

 

たかがレジのバイトとはいえ、AIの発達によって、

レジも無人化になるのではないかと言われている。

前回も、いよかん、はっさく、甘夏、デコポンの区別がつくのかどうか

疑問を呈した。

 

benzaiten38.hatenablog.com

 

 

今回のテーマは値引きシールだ。

総菜や弁当系、日配系は日にちが経過すると

20%引きとか、半額とか、例のシールを貼る。

レジでは、割引ボタンが設定されおり、シールの通りボタンを押す。

 

シールも常に、きれいに貼りついているとは言えない。

違う商品についてしまったり、20%値引きシールの上に、半額シールが

貼ってあったりする。

 

大体、値引きシールを貼るのは、夕方にいるパートの方が、

賞味期限を目で見て手で貼っている。

システム上、〇%値引きシールを何枚貼ったかなんて登録していない。

売れないと分かれば、値引き率を上げていく。

 

レジでも、割引シールを見逃している場合も少なからずある。

(レジ打ちも、お客さんも。レシートはちゃんと見よう。)

割引シールを貼ってあっても、レジで割引ボタンを押さないと

割引にならず、意味がない。

 

疑問に思うのは、お店側が想定割引率を事前に計算しているとは思えない。

20%引きのシールを10枚貼ったから、想定ではいくら値引きになり、売上が

どのくらい減るはずだということを考えているとは思えない。

一日の売上とロスの結果を見て、こんなもんだと分析しているのだろう。

(推測だけど。)

 

要するに、見ていてどんぶり勘定な気がしている。

金額的に大したことないと言えばそうかもしれないが、

なんか釈然としない。

事前に、400円の商品に20%引きを50枚、500円の商品に30%引きを20枚

だから値引き額はこれだけ、しかし、締めてみたら、数字が違うという

検証をしていないような気がする。

 

それなのに、レジの打ち間違いが多いとか言われるのは心外だ。

大体、何枚値引きシールを貼ったのか把握しているの?と言いたい。

売り場で勝手に値引きシールを貼って、レジがそれを見落としたからと言って

そんなの値引きシールを貼った内の数件でしょ?

 

AIのレジになったら、想定値引率とか、使用した値引きシールと

レジを通した値引きシールの枚数のカウントをちゃんとやるような気がする。

 

値引きシールにもバーコードを付けておいて、どのバーコードが

レジを通過したか分かるようになるかもしれない。

素人考えだが、レジのAI化によって、昔ながらの値引シールも大きな変化を

迎えるかもしれない。