確定拠出年金の運用実績

ファイナンス日記帳

なんと、銀行が店舗削減へ

 

南都銀行が、約140店舗のうち、約2割程度を削減するという。

2500人の行員を2000人に減らすとのこと。

 

野生の世界の仲間たちが増えることになった。500人、待ってるよ。

退職金がっぽりもらっておかないと大変なことになる。

まともな再就職先はないからね。

 

今度は、お金を借りる側に回るかもね。

非正規は貸せませんって元同僚に言われたりして。

そこで初めて不条理さが分かる。

ついさっきまで一緒に働いていたじゃないか。

でも、ダメなものはダメです。

 

銀行の中の人は、深刻な問題に気付いているが

みんな自分は大丈夫と思っている。

外から見たら、家に火がついているのにね。

 

もしくは、およげたいやきくんの状態かもしれない。

毎日毎日同じことの繰り返しで、海に飛び出してみたい。

そんな状態の人が早期退職に応募する。

でも、海に飛び込んだのはいいものの、

自分でやっていくことは出来ず、

おじさんのもとに戻ることになる。

でも、もう戻れない。

 

今回は南都銀行だが、同じことを考えている地方銀行

結構あると思う。

高齢化、人口減少、産業の空洞化・・。

人がいない。貸出先がない。

というか、銀行も多いし。

きっと、次から次へと地方銀行は、リストラに動き出す。

また、中高年の転職市場がにぎわう。

 

仮に、銀行同士で合併しても、

行員は要らないというのが本音だと思う。

 

銀行も現金の運び屋を辞める時が来ている。

高度なATMやスマホアプリを導入して、

コスト削減をしないと生き残れない。

 

銀行に行って電気代を払う。

まず、

①番号札を取って待たされる

②カウンターに呼ばれる

③用件を告げる

④座って待つ

⑤払込済通知が戻ってくる

 

結構な手間と時間がかかっている。

窓口は人がいないとできないし、バックオフィスにも

行員が必要だ。承認のための代理も必要。

きっと、払込済通知も、紙に貼って一日の伝票と

ともに保存するはずだ。

むかしのままの紙の文化だと思われる。

 

そこへ行くと、コンビニなんか、

レジの前で、ポンポンとハンコを押して、

ビりっと破っておしまい。

あとは本部へ送るだけ。

本部では紙をどのように保管しているか知らないが。 

 

どちらが良いかといえば、コンビニだ。

公共料金の払い込みもスマホでできる時代。

窓口を全廃する位の意気込みが欲しい。

(お年寄り向けに1つか2つ残してあげて)

 

銀行が本気でデジタル化を進める余地は大いにあるが

行員は不要になる。

フィンテックだって、キャッシュレスだって

行員が不要になる方向のものだ。

 

経営側の思惑通り、行員を削減して、経営の効率化を

図るのか、行員を減らせなくて、緩やかに衰退していくのか。

 

駅前の一等地も、エリート意識もいらない。

いい流れがやってきた。

 

自分は銀行業務には向かなかったけどね。