確定拠出年金の運用実績

ファイナンス日記帳

中年のバイト スーパーのレジ打ちから見えるもの 5 万引きする人

中年のオッサン(自分)がレジに立っていると、

ものすごい勢いでレジの前まで来て、ペットボトル1本を差し出すお客さん。

 

相手も中年のオッサンだが、姿勢がちょっとおかしい。

体をかばうように左手を不自然に寄せている。

 

よく見ると、相手の男の服の下には、ポテトチップスの袋が見える。

えっ?それはレジに通さないの?と思う間に、お金を払って店を出ていってしまった。

 

万引きだ。やられた。

正直何がなんだか分からなかった。

レジ係として新顔である、自分を狙った犯行なのか。

 

かと言って、もしもしお客さん、そのポテチは何ですか?と聞くのは怖い。

怖い理由として、他の店で買ったものだった場合、こちらは万引き犯として

疑ったことになる。(だったら、不自然な恰好するなよ)

逆切れされても困る。

たかが、アルバイトの身分で、面倒なことになったらいやだ。

とはいえ、何も確認しないのも変だ。

一人で葛藤している。

見て見ぬふりか?

相手が悪いのに、気づきながらも声をかけなかったことで

こちらも悪いことをしてしまったような感情を抱いてしまう。

 

そもそも、自分の店の客層は、はっきり言って、良くない。

少なくともお上品な人たちではない。

まともな神経ではこちらがやられてしまう。

かと言ってあからさまに見過ごすのも癪に障るというものだ。

 

実は、そのオッサンには2回やられている。

次は声をかけようか、声をかけるとしたらどのような声かけがいいのか。

店の人には言っていないんだけど、どうしたもんか。

 

顔はよくおぼえていなんだよね。